« 2007年10月 | メイン | 2007年12月 »
2007年11月26日
いろいろ復旧
例の断線したE500ですが.
11/11に修理(というか交換)の連絡が入って,17日に回収にいってきました.
そして,1週間ほどエージングして,やっと元通りになってきたって感じですかね.
さて.
以前からはまり続けているRAIDの話.
いよいよ終結です.
長かった(泣)
前回の続きで,SATA2RI2-PCIeを試してみた,というところから.
結論としては,このカードもうまく動作せず,たびたびアレイがデグレードするという状態.
なんというか,おなかいっぱいです.
ということで,今度は違うRAIDチップ(といってもソフトRAIDだけど)を試すことにしました.
今度は,PromiseのTX2650というカード.
これは,PCIex1接続のソフトRAIDカードで,日本ではまだ発売されたばかり,という製品.
いざ試したわけだけど.
この製品,同社のTX2300と違って,アレイ構築時にデータ複製をしてくれないという・・・.
まぁ,とりあえず,HDDをマザーに直結,PCIeにはHDDなしのTX2650を接続して起動.
Vista用ドライバを入れて,カードを認識させた後,Vistaを終了.
直結していたHDDと,空きHDD(SATA2RI2-PCIe導入前のVista入り)を接続して,RAID BIOSからアレイをとりあえず構築.
構築のみで,フォーマットとかはせず,そのまま起動すると,Windowsの起動が始まって(!),そのままブルースクリーンへ突入.
どうやら,2台のディスクの中身をお構いなしで読み出してる様子.
試しに,空きHDDのSATAケーブルを外して,アレイを意図的にデグレードさせた後,もう一度同じ空きHDDを接続すると,再構築が始まりました.
こんな乱暴なやり方でいいのかなー?
とりあえず無事にVistaが起動するようになったので,Windowsエクスペリエンスインデックスで点数を確認すると,HDDの項目が5.7→5.9に上がりました.
何気に性能いいのね・・・.
というか,ちゃんと2台のHDDにパラレルでリードアクセスしてるってことなのかしら.
で,NCQを有効にしたりドライバをアップデートしたりして,いろいろやってたんだけど・・・.
iTunesを7.5にアップグレードしてからビデオファイルを再生すると途端にアレイからの応答がなくなります・・・.
どうもICH8Rで起きてるIntel Matrix Storage Managerの問題に近い感じ.
挙げ句の果てに,当該ファイルにアクセスできなくなる始末.
そして.
あきらめてアレイを新規に作り直して,XPをいれて検証してみました.
なんだけど・・・.
やっぱりRAID BIOSでHDDが見えなくなる病気は改善せず.
ということで,OSの問題でも,RAIDカードの問題でもないっぽい.
てことで,いろいろ調べていたら,X38チップセットの問題に行き着いたのでした.
要は,x1~x8レーンのPCI-Expressに不具合があり,コールドブートで認識しなかったり,PCIe1.1のカードで不具合が起きるらしい.
ご丁寧に,「IOカード(RAIDカードなど)」と名指しで(汗)
しかも,Intelはあんまり直す気がないっぽい上に,1月にはX48が出るという・・・.
うちのマザーはP35チップセット(ASUSのP5KC)だけど,どこまで無関係かは不明.
ただ,時期的に同様のPHY,Linkなどを使っていてもおかしくない(IPだしね)ので,あながち無関係とも思えず.
PCIeがダメってことか・・・(泣)
ううう・・・.
てことで,結局PromiseのTX2300(PCI)を買って接続し,アレイを構築したのでした.
こっちのカードはちゃんとアレイ構築時にコピーもしてくれる(遅いけど)という便利カード.
NCQは無効にしてるけど,とりあえず今のところはRAID BIOSからHDDが見えなくなったり,突然デグレードしたりって病気は発現してません.
これでやっと安定かなぁ?
長かったね・・・.
ちなみにWindowsエクスペリエンスインデックスでは,5.9点でした.
« 2007年10月 | メイン | 2007年12月 »