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2008年03月10日

ヒートシンク

値段が半分,という所には目をつむって.

さて,MacBookの発熱の話.
通常利用時には,ほとんど発熱は問題にならないようなんだけど,RO,というかゲームを常駐させていると,さすがに無理っぽくて.
CPU-Zで確認すると,FSBが200MHz,逓倍率が12倍で固定,という感じ.
その時の動作温度は,CoreTempによると65度程度.
CPUクーラーの回転数は,だいぶ我慢ならない,というレベル.
回転数を測るソフトでは見れなかったので,数値はないんだけども.
なんていうか,24時間常時稼働をしようと思うと,ファン劣化が心配になるレベルですね.
ファン交換できないし.
まぁとにかく,ぶんぶん言ってる感じ.

さすがにこの状態で常時稼働させるのは恐ろしい.

ふと思い立って,蓋(液晶)を開けてみた.
と,するすると温度が下がって,60度を切って,そのうちファン回転数が無難なレベルまで落ちました.
どうやら,キーボードの辺りから吸気して,液晶の軸あたりへ排気している様子.
なので,蓋(液晶)を閉めると,吸気がうまくできずに廃熱効率が落ちるらしいですね.
ただ,無負荷状態と比べると,十分聞こえるレベル.
一応24時間稼働してもいいかなー?ってレベルではあるんだけど.

この状態でも,本体の下がとても熱い.
Mac miniの時にもあったけど,筐体からの廃熱も重要なので,ここを改善するとファン回転数をもっと落とせるかも,と思いました.
ただ,残念なことにMacBookの筐体はポリカーボネート製.
およそ金属でできたMacBookProより熱伝導率は悪そうです.
まぁ,こればっかりは筐体を開ける以外に手はなさそうなのであきらめて,いかに熱を逃がすか,を考えてみました.

単純に考えて,本体で発生した熱を,別の位置まで運んで,そこで冷やす,というやり方,いわゆるヒートシンクと冷却ファンの要領で冷却することを考えました.
ということで,ヒートシンクに相当するねつとるばんと,冷却ファンに相当するノート用クーラー,それから本体とヒートシンクの間に挟み込む熱伝導グリス代わりのゲルシートを購入しました.
このヒートシンクとファンを組み合わせてゲルシートを載せて・・・

安定性は高い.

本体を載せる,という感じ.
こうすると,ゲームを起動していてもファンの回転数が最低ラインまで落ちました.
温度は59~62度程度をふらふらしています.
ただ,今は冬だから問題ないんだけど,そのうち夏が来ることを考えると,もっと温度を下げる必要があります.
ついでに言うと,ゲルシートも常用して大丈夫か怪しい.
なので,このあたりも改善する必要があるかも.
てことで・・・.

銅は高いよね・・・.

1mm厚の銅プレートを買ってきて,代わりにはさむことにしました.
これで冬の間は何とかなりそうなんだけどねー.
さてどうしたものか.

投稿者 chimaki : 2008年03月10日 20:50

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