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2016年03月31日

新しいストレージを

前回,2016年度のうちにストレージに使っているサーバを更新しなければ,なんて書いていたんですが,その舌の根も乾かぬうちに更新してしまいました(笑)

もともとのストレージはhpのML110 G7にメモリを16GB,HDD(WD RED)は2TBを7本積んでいたんです.
ただ,メモリはともかくHDDが2013年4月頃に購入した物が大半なので,(使っていない期間があったとはいえ)ほぼ3年経過しており,いい加減危ないっていう認識をしていたんですよね.
しかしながら,安いサーバがなかなか市場に出てこなくなっているようなので,あきらめて普通にサーバを発注するしかないかな,と思っていました.
そうなると当然気軽には買いにくく,ボーナス時期に買うしかないだろうなぁと思っていたんですよね.

ところが,年度末のセールで,NECのNEC Express5800/T110g-E(Xeon E3-1220v3搭載機)が7万円という値段で販売されていたのでした.
これを見つけてしまったので,覚悟を決めて新しいストレージを構築することにしました.
ちなみにこのサーバは,標準でBMCとWeb管理画面が提供されていて(KVMは別ライセンス),SATAポートが6つ使えるものです.
今回は,6台構成のRAIDZ2を構成する予定で,さらに起動用ボリュームに低容量のSSDをミラーして構成することも考えています.
また,できれば既設のTS-269ProからSSDを移植してこちらもミラーボリュームを構成してVDI用のデータストアとして使おうと思います.
なので,SATAポートを最低でも4ポートは増設する必要があるんですが,今回はML110 G7でも使っているSATA3-PCIE-I2と,初めて購入するPCIX2-4PSATA3の2つ,合計6ポートを増設してみました.
この合計12ポートを使って,HGSTのNAS用4TB HDDを6台,起動用にTranscendの128GB SSD(TS128GSSD370S)を2台,そしてVDI用データストアにOCZ Trion 100の960GB(TRN100-25SAT3-960G)を2台搭載してみました.
特にトラブルもなく,あっさり組み込みが完了し,無事にデータ移行もでき,現在も安定して動いています.
まだ空きSATAポートがあるので,VDI用SSDの容量が足りなくなってきたら,1台増設してRAIDZボリュームにする,なんてのもいいですね.
ちなみに,メモリは1.35V版らしいので,DDR3L-1600のECCメモリ32GB(SMD-32G28ECP-16KL-Q)を搭載していますが,こちらも特段問題なくすべて認識しています.
まぁNIC(EXPI9402PT)の片ポートで動作がおかしい(Up/Downを繰り返す)という現象があるので,GWに帰省した時には新しいNIC(I350-T4)に載せ替える予定です.

あ,書き忘れてましたが,OSはML110 G7と同じくFreeNAS 9.3です.
ZFSもだいぶ使い慣れてきたので,構築もスムーズです(笑)
そしてTS-269Proは無事SSDを摘出され,その役目を終えました.
これで管理する台数が1台減りましたね.
2015年末に達成できなかった目標を無事達成です.
よかったよかった.

投稿者 chimaki : 2016年03月31日 23:58

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