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2005年10月13日

音の広がりと録音の品質

一部で流行っているっぽいアイドルマスター マスターピース01を購入してみました.
なんか,ゲームのキャラの歌らしいです.
ゲーセン行かないし,ゲームもFPS以外あんまりやらないんで分からないですが.

で,聴いてみて,「はて?」と首をかしげてしまいました.
なんか,録音がおかしくない?
歌がやっぱりというか,それなりというか,そういうところもあるんですが,それ以前に,録音というかマスターの作成過程で,おかしいんじゃない?みたいな.
オケには十分なリバーブがかかっていて,それなりに広がりが感じられるんだけど,ボーカルがすごいぺたっとしているというか,レンジがせまーく感じます.
特に高域が不足しているというか,伸びが全然なくて,その割に低域を強調しているせいか,全体にボーカルが沈みがちな感じ.

特に3曲目の「太陽のジェラシー」や,4曲目の「First Stage」は,上記に加えてオケとボーカルのバランスそのものがおかしい感じ.
「太陽のジェラシー」は,ボーカルと楽器の間に薄いアクリル板を挟んで,それを楽器側から聴いてる感じ.
ボーカルがものすごく減衰して聞こえるし,完全にオケに負けてる.
この減衰感というか,解像度の低さが,オケの(普通の)解像度の中に挟まってものすごい違和感が・・・.
「First Stage」は,オケが大きすぎるし,中域で完全にボーカルとかぶってるし,コーラスが若干割れてる気がする・・・.
しかもボーカルはアクリル板減衰とは違うんだけど,レンジが狭まって,やっぱりオケとはあってない感じ.

5曲目の「魔法をかけて!」は割と普通に聞こえるんだけどねぇ・・・.
確かに低域はあっさり目だけど.

なんかふるーい,録音品質の悪いCDを聴いているような感じ・・・.
ユーザーを馬鹿にしているのか?とか感じてしまいます.
それとも,ゲーセン用の調整済みデータをそのまま持ってきているのかしら?
なんとも・・・.

あ,ちなみに試聴はLosslessなデータをiPod nanoとSHURE E4cでしてます.

投稿者 chimaki : 2005年10月13日 02:22

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