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2005年11月21日

レイテンシの功罪

さて.
ロケーションフリーを買ってしまったわけですが.
使用感なんかを書いてみようと思います.

まずはじめに,ウチの使用環境ですが.
ロケーションフリー(LF-PK1)は,無線LANルータに接続してます.
映像ソースは東芝のRD-X5(HDDレコーダ)のみ.
接続は映像をS端子,音声をコンポジットで出しています.
ホントはアンプからコンポーネント(映像)で直結したかったんですが,S端子(入力1のみ)かコンポジット(入力1/2)しかないので理由でS端子です.
で,クライアントはPSPとノートPC(無線LAN経由)です.

ネットワークの設定は非常に簡単で,DHCPクライアントとして勝手にIPアドレスを取得してくれたり.
クライアントの登録も簡単で,本体のボタンでSETUPモードに切り替えて,5分以内にクライアントからアクセスすればOKらしい.
で,後はクライアントを起動するだけで,映像が垂れ流されるという感じ.

クライアントからレコーダの操作も可能で,本体に専用の赤外線発信器を取り付けて,レコーダの受信部に向けるだけ.
後はクライアントからリモコン設定をすると,あっさり認識されました.
ちなみにRD-X5は「東芝-HDD+DVD(一体型)(1)」であっさり操作可能.
PSPではこのリモコンデータを保存するためにメモリースティック必須です.

PSPで再生

画質の方は,というと.
まぁ,こんなもんかな,という感じ.
動きが激しい場面などは,PSPの小さな画面でみてもはっきりノイズ他が分かります.
無論PCで見た場合はよりはっきりと(笑)
XGAでフルスクリーンが厳しい,という感じですかね.
ただ,ニュースとかを見る分には十分使えると感じました.
あと,DVDなんかもレコーダで再生したモノをそのままとばせるので,これはこれでありかも.
#上の画像は,まさにDVD.

難点としては.
5秒程度のレイテンシがある,ということ.
画像ではキャプチャカード(レイテンシ無し)とPSPが同期しているように見えますが,一時停止しているだけです.
普通にTVを見る分には問題ないんですが,レコーダを操作するときはかなり大変.
画面を確認しなくちゃいけないから5秒に1回ずつしかコマンドを入れられない・・・.
もちろん先行入力は可能なんですが・・・.
そういう関係で,たとえばアンプ(レイテンシ無し)から音を流して,映像だけPSP(レイテンシ5秒)で,という使い方は現実的ではないです.
まぁ,やる人はいないと思いますが(笑)
あと,時々映像が止まったりすること.
これは無線LANの電波状態に依存するみたいですが,安定しているはずの環境で(でもルータの電波はある),結構発生します.

それから.
問題点というか,ふしぎなことがあったので少し.
ノートPCからは,ルータの無線LANアクセスポイントを使って接続しているんですが,PSPからはなぜか接続できず.
ロケーションフリーをアクセスポイントに設定するとうまくいくんだけどね・・・.
ファームウェアアップデートはルータ経由でいけるのになぁ・・・.

しかし.
これでSX16R(メインPC)がクラッシュしてもTVだけは見れる(笑)

投稿者 chimaki : 2005年11月21日 02:38

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