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2008年03月08日

予想通り.

というわけで,MacBook(MB404J/A)を購入してしまったのでした(笑)
まさに予想通りだよねっG(≧ω≦)。

というわけでまずはスペック的なところを.
色は液晶背面にあるリンゴマークが映える黒いのにしました.
質感はマットな感じですが,手で触るとべたべたと跡が(笑)
Windowsマシンと違って,変なシール類も貼ってなくて,いい感じです.
CPUは,Core2Duo T8300(2.4GHz,45nm,Penrynコア,3MB L2$)がのっています.
ウチでは最初の45nmプロセスコアですね~.
メモリは標準2GBで,これを抜いて4GBにしています.
667MHzのDDR2をデュアルチャネルで接続,という感じ.
HDDは特に気にしてないですが,250GB,5400rpmの2.5インチHDDがSATAで接続されてます.
質量は2.27kg,液晶サイズ13.3インチ(1280x800)といった感じ.
この他,MiniDVI,USB2.0x2,GigabitEther,IEEE1394なんかが有りました.
無線LANは,IEEE802.11a/b/g/nの全部入りみたい.
あとはBluetooth(Bluetooth 2.0+EDR)といったところ.

OSは標準でOSX10.5(Leopard)が搭載済みです.
これに,BootCampを使って,WindowsXP(SP2)をインストールして使ってます.
ちなみに,メモリと一緒に買ったDSP版VistaUltimateからのダウングレードです(笑)
15日からVistaSP1が出るというのに(笑)

問題となるのはキーボード.
いわゆるMacの日本語キーボードなんだけど,Windowsの日本語キーボードにあるキーがない,という問題があります.
Windowsインストール時にまず問題となったのが,キーボードの認識,というくらいの勢いで(笑)
キーボード選択画面(漢字キーを押す画面)でSキーを押して,日本語106キーボードを選択する,という方法もあるらしいけど,ちまきはUSBキーボードを接続して(そっちの漢字キーを押すことで)インストールしました.
ただし,USBキーボードを接続したまま起動すると,なぜかEFI(BIOSみたいなもの)が停止してしまう,という症状に遭遇したので,XPのインストーラが起動し始めた辺りで接続すると良いです.
これでうまくいきました(笑)
#インストールが終わってからは,つけっぱなしでも大丈夫.
インストールが終わったら,XPを起動してからLeopardのインストールディスク(1枚目)をDVDドライブに入れて,ドライバ類をインストールしましょう.
これで,キーボード,トラックパッド,Fnキーを使った液晶輝度や音量の制御,DVDイジェクトなどが有効にできます.
#BootCampメニューから有効化すると使えます.

ちなみに,IME系のキーバインドを変更しないと,MacBookのキーボードからは日本語入力のON/OFFができない(マウスでON/OFFはできる)ので,ご注意.
日本語キーボードからだと何もせずにあっさり動きました.

あと,Leopardに付属のIntel GMA X3100用ビデオドライバは古いので,Intelから最新版をダウンロードしてきて,インストールしましょう.
でないと,ウチでは外付けディスプレイでUXGA(1600x1200,32bitカラー)を出そうとするときに,画面が壊れたりしました.
外部ディスプレイは,MiniDVI端子でつなげば出るんですが,Intel GMAドライバの設定画面から,デジタルディスプレイを有効にしないと映りません.
デュアルディスプレイとかもできるんですが,ちまきは「デスクトップとして」MacBookを使用するので,OFFです(笑)

それから,特筆すべきはトラックパッド.
なぜかWindowsからはタップ,ダブルタップなどが「できない」という不思議仕様.
その代わり,二本指でなでなですると,ちゃんとスクロール機能が使えるという・・・.
右クリックも同様で,二本指でのタップは認識されず,二本指をトラックパッドに置いた状態で,ボタンを押すと右クリックに.
MacOSからはちゃんとタップ,ダブルタップ,二本指でのタップで右クリック,ができるというのに・・・.
不便です.
普段はマウスがつながってるからいいんだけどね.

とまぁ,ざっとこんな感じ.
Mac miniの代わりとしては非常に快適です.
でも1つだけ問題が・・・.

投稿者 chimaki : 18:31 | トラックバック

2008年03月10日

逓倍率

そういえば写真を載せてなかったなぁってことで.

iPod touchとの比較

載せてみたんだけど,イマイチ大きさがわかんないね(笑)
なんていうか,ちまき的にはとっても大きい(笑)
てことで何となく・・・

集合写真(笑)

左上がiBook(G3@700MHz),左下がLet's noteR3(PentiumM1.2GHz),右下がVAIOtypeT(Core2Duo1.2GHz),右上が今回のMacBook,という感じ.
厚みでいくと,iBookが貫禄(笑)
Let's noteとVAIOtypeT辺りは,持ち歩き専用に買っただけあって,軽くていいんだけど,性能的にはイマイチ.
Let's noteは,メモリが768MBしかないからか,2.5インチHDDな割に,XPがやたら重くて残念な感じ.
VAIOtypeTは,そもそも1.8インチHDDが足を引っ張ってか,Vistaが重くてまともに使ってない感じ.
それに比べて,MacBookはでかいだけあってさすがに高性能だなぁ,と思いました.
まぁ,typeTと比べて,質量2倍だけど,メモリ2倍(4GB,実質3GB),周波数2倍というスペックは伊達じゃないって感じね.

この差は・・・(汗)

並べると,ものすごく大きさが違う感じが・・・.
うーん・・・,でかい(笑)
ま,大きさは分かっていたことなんだけど,前回の最後に言っていた問題について.

一言でいってしまうと,廃熱効率が悪いのと,それに伴ってファン回転数が高くなることがある,という話.

今回購入したMacBookは,CPUがPenryn-3M,プラットフォームはSanta Rosa(チップセットはMobile Intel 965 Express)というもの.
この世代では,Dynamic Front Side Bus Frequency Switching(動的FSB周波数切替,とでも訳すべき?)というのがサポートされているらしいです.
要はCPUの逓倍率だけじゃなくて,FSB周波数自体を下げる,という話.
おそらく,周波数を下げるというよりは,CPUクロックとバスクロックを落とすことで,電圧を下げても(=トランジスタの駆動力を落としても)大丈夫(低い周波数での動作)にしたい,という話だろうと思います.
メインのバススピードが落ちると,電圧を下げやすいはずで,実際モニタリングすると,電圧も下がってました.
とすると,二乗で効く電圧を低下させる効果は大きいはず.

実際,この効果は大きいらしく,CPUファンは常に低速での回転がメインでした.
通常のWebブラウズ,メーラ,DVD試聴程度では,このファンが高速回転することはないと思われます.
筐体サイズ,動作クロックの異なるtypeTと比較するのは意味がないですが,相当静かです.
でも,これはあくまで通常の使用をした場合の話であって.

そう,ウチではROを常時起動することになるのです・・・.

投稿者 chimaki : 07:30 | トラックバック

ヒートシンク

値段が半分,という所には目をつむって.

さて,MacBookの発熱の話.
通常利用時には,ほとんど発熱は問題にならないようなんだけど,RO,というかゲームを常駐させていると,さすがに無理っぽくて.
CPU-Zで確認すると,FSBが200MHz,逓倍率が12倍で固定,という感じ.
その時の動作温度は,CoreTempによると65度程度.
CPUクーラーの回転数は,だいぶ我慢ならない,というレベル.
回転数を測るソフトでは見れなかったので,数値はないんだけども.
なんていうか,24時間常時稼働をしようと思うと,ファン劣化が心配になるレベルですね.
ファン交換できないし.
まぁとにかく,ぶんぶん言ってる感じ.

さすがにこの状態で常時稼働させるのは恐ろしい.

ふと思い立って,蓋(液晶)を開けてみた.
と,するすると温度が下がって,60度を切って,そのうちファン回転数が無難なレベルまで落ちました.
どうやら,キーボードの辺りから吸気して,液晶の軸あたりへ排気している様子.
なので,蓋(液晶)を閉めると,吸気がうまくできずに廃熱効率が落ちるらしいですね.
ただ,無負荷状態と比べると,十分聞こえるレベル.
一応24時間稼働してもいいかなー?ってレベルではあるんだけど.

この状態でも,本体の下がとても熱い.
Mac miniの時にもあったけど,筐体からの廃熱も重要なので,ここを改善するとファン回転数をもっと落とせるかも,と思いました.
ただ,残念なことにMacBookの筐体はポリカーボネート製.
およそ金属でできたMacBookProより熱伝導率は悪そうです.
まぁ,こればっかりは筐体を開ける以外に手はなさそうなのであきらめて,いかに熱を逃がすか,を考えてみました.

単純に考えて,本体で発生した熱を,別の位置まで運んで,そこで冷やす,というやり方,いわゆるヒートシンクと冷却ファンの要領で冷却することを考えました.
ということで,ヒートシンクに相当するねつとるばんと,冷却ファンに相当するノート用クーラー,それから本体とヒートシンクの間に挟み込む熱伝導グリス代わりのゲルシートを購入しました.
このヒートシンクとファンを組み合わせてゲルシートを載せて・・・

安定性は高い.

本体を載せる,という感じ.
こうすると,ゲームを起動していてもファンの回転数が最低ラインまで落ちました.
温度は59~62度程度をふらふらしています.
ただ,今は冬だから問題ないんだけど,そのうち夏が来ることを考えると,もっと温度を下げる必要があります.
ついでに言うと,ゲルシートも常用して大丈夫か怪しい.
なので,このあたりも改善する必要があるかも.
てことで・・・.

銅は高いよね・・・.

1mm厚の銅プレートを買ってきて,代わりにはさむことにしました.
これで冬の間は何とかなりそうなんだけどねー.
さてどうしたものか.

投稿者 chimaki : 20:50 | トラックバック

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